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ふと立ち止まってみる。 [雑記]

仕事が終わり、駐車場に歩いて帰っていた時の話。

深夜3時過ぎという時間ではあったが、
金曜の夜ということもあり、街は他の平日のように
閑散としているわけではなく、宮崎と言う田舎と言えど
酒場帰りか仕事上がりか人影がいつもより多い。
車通りも、タクシーが中心であるが行き来が普段よりある。

大通りの横断歩道の信号が青になったので、
(当たり前ではあるが)渡り始めたわけだけど、
左手から、ものすごいスピードで
こちらに向かってくるタクシーが1台あった。

私は幼少の頃、熱を出して
母親と妹の三人でタクシーで病院に行っている途中、
そのタクシーが自転車に乗った高齢者をはねてしまった!
という経験があり、タクシーは利用すれど、
その存在は潜在意識からかあまり好きではない。

・・・客は乗せていないらしい。
かなり強めにブレーキを踏みこんで、
停止線で停車できるかできないか。
それを確認してから、横断途中で立ち止まった。

睨むわけでもなく、流し目をタクシーに送った。

キキィ・・・ッ

ブレーキ音と共にタクシーは停車した。
停止線はもちろん越えて、横断歩道直前の位置である。

運転席に座る運転手の姿を確認して、
私は何事もなかったように横断を開始した。

タクシーの運転手と言えば、
運転のプロだと私は考えるのだけれど、
どんな職業でもそうだが、従事者によって
そのスキルや心構えに大きな差がある。

客を乗せていないから、または客の処に急ぐ為と
交通ルールを遵守しない・思いやりのある運転ができない
というのは如何なものかと感じてしまう。

サービス業に従事する者は
信用や職を失いたくなければ、
接客をしていないときでも、確固たるプロ意識をもって
言動を行わなければ、その能力を向上することはできない。

ましてや、タクシーの運転手ともなると、
看板を下げて走行しているから尚更である。

ここで、『正してほしい』と言っても、
なんの改善にもならないわけだがね。
 
 

+以下、コメント返信など+


タグ:雑記
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